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道の駅松浦海のふるさと館オフィシャルブログ

長崎県松浦市にある道の駅『松浦海のふるさと館』のオフィシャルブログです。 道の駅では出荷者数もまもなく800名を超え、にぎやかさはドンドン増しております。 道の駅という特殊な経営環境下での日常の一コマを備忘録として書き込んでおります。以前のブログは引越しにより消滅致しました。ご迷惑をおかけ致しますが末永く、道の駅『松浦海のふるさと館』をよろしくお願い致します。

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転ばぬ先の杖

「転ばぬ先の杖」
小学生のころより幾度となく耳にした諺です。

久々、入れました。
お盆ぶりです。

皆様ウイルス対策はお済ですか。
それは、ある日突然やってきます。

私の場合、HPをアップロードする際に使うソフト(FTP)が、ある日突然、挙動不審、制御不能となり、その日のうちに全てが水の泡となって消えてしまいました。

本当に突然の出来事でした。

未対応の方はお早目の対策をオススメします!

お盆以来ですがその間色々有りました。

一番の話題は(道の駅松浦海のふるさと館出荷者役員会)です。

テーマはズバリ!(次の10カ年経営計画)です。

道の駅松浦は開業以来、今年で10年目を迎えます。
これまでの10年間を表、裏双方から支えて下さった役員の皆様方に感謝しつつ、次の(おそらく想像を絶する厳しさの)10年先を見据えた経営意見交換会です。

まず、行ったことは■「10年後の松浦市の姿」を統計よりあぶりだす作業です。
(ここから先はあくまでも想像・想定です。)

現在、全国ベースで空家率は15%とのことです。
現在、全国ベースで6.6軒に1軒が空家という事になります。

これを松浦市に置き換えると(松浦市に10000軒の居住宅があると仮定すると)

松浦市の空家率15%で(松浦市には1764軒の空き家がある)という事です。
松浦市の空家率が17%だと仮定すると(松浦市には2048軒の空き家がある)
松浦市の空家率が20%だと仮定すると(松浦市には2500軒の空き家がある)
松浦市の空家率が22%だと仮定すると(松浦市には2820軒の空き家がある)
ということです。

会議の前に参加役員の皆様に質問しました。

「現在、松浦市に何軒の空き家があると感じますか?」

皆様のお答えとして
「100軒」「200軒」「50軒」。一番多い方で「250軒」でした。
 皆様の感じている「空き家数」最大の方で「250軒」が正解だとすると松浦市の空き家率は
「2.4%」という事になります。(100軒に2軒の空き家ということ)

東京都まで含んだ全国平均で空家率15%を突破したことを考えると「2.4%」という事はなさそうです。

統計からみると松浦市の空き家は「200軒台」よりは「2000軒台以上」と考える方が妥当のようです。昔の人口を考えるともっと多いのかも?とも感じますが。

(「想像の10倍以上の空き家がある可能性が高い」という議論は、松浦市の現状と、未来を語る上で、大きな危機感となったようです。)
 
■人口統計からみた人口推移予測では「松浦市の人口は次の10年で15%~減る」予測です。
(毎日1人減る勘定です)
10年間で3700人~が減る可能性がある、とのことです。

不動産屋さんの中には「その倍=7400人」を想定しているところもあるようです。


現在、松浦市の世帯当たり構成人数は2.5人ですので、単純に割り算すると、次の10年間では1500軒~3000軒の空き家が量産される可能性が出てきます。

「2.5人減ると空家が1軒増えるというのは単純計算過ぎるんじゃなかとか」との声がありました。

が、不動産屋さん曰く「その単純計算はほとんど正解!」とのプロの意見です。
理由として現在、松浦市に■高齢者独居世帯■高齢者夫婦のみ世帯、がその同数存在している、とのことです。

■大雑把な現在の松浦市のイメージとして「5軒に1軒が空家」?
①現在2500軒の空き家があります。
②10年後、1500軒の空き家が増えます。
③10年後、松浦市の空き家総数は4000軒となります。

この時の松浦市の空家率は32%です。
単純に言うと(3軒に1軒が空家)ということです。(しかも10年後位の話です)

■次の話題は「所得」です。
これも統計の結果より逆算すると今後、松浦市全体の所得合計は「激減」する見込みです。
松浦市よりの重症はお隣の「平戸市」です。(空家でも平戸市の方が更に重症)

国の行う統計より想像できる「松浦市」「平戸市」のすごく近い将来像は「超超高齢化社会」です。
ありえない(聞いたことのない)表現を使うと「市の最大の産業は「年金」です!」というような未来予想図が出てきています。

一般常識として現役時代より年金受給額が増えるというケースは一部を除き考えにくい事です。
人が減り×所得が減り×空家が増える=信じがたい未来がすぐ近くにあります。

ある方に質問しました。
「松浦市の所得ベース経済規模が半分になるのはいつ位だと思われますか?」

その方はおっしゃいました。
「50年後とか100年後の事。無意味な議論は持ち込むな。」

しかし、適当に見た未来の予想図では、「それ」は5年後とか10年後におこってもおかしくない事のように思えます。

普段より「何も考えずに」、「なんとなく」生活していると「何も見えていない」状況に陥っている可能性があります。(「何も見えていない」人は『生存権の話の場』に、どうでもいいような、優先順位の低い、的外れな議論を「総論」として持ち込む危険性があります。)(ある高校には「常に考える」という張り紙が至る所に掲示(啓示)されています。)すごい学校です。)
  
トップの「無知」「無関心」が傷を隠し、放置し、広げ、知らぬ間に重症化(瀕死)し、結局、だれも責任を取らない、という事もあり得ます。
 
万一、適当に考えた未来予想図に近い状況が、近い将来に起き、その時までに「何ら対策を講じていなかった場合」3軒に1軒の空き家がある、という状況で、松浦市内全体の資産価値は維持できているのでしょうか?(逆を考えると、これほど急激に悪化する経済状況を中和、改善するほどの対策があるのか?)(対策がない!という時はどうすればいいのか?)
 
万一、近い将来、「松浦市」という名称の住所内、全体で「資産価値が0」(評価は固定資産税課税の為0にはなりませんが、実際売買取引で無価値化)に向かうような現実が起きたとすると、その過程での経済縮小率は半減ではなく、(半減×5倍=500億円減少)(現在の市内不動産評価を10年かけて償却)(実際は特別損失処理)(実際、そういうことは行われれず、不動産の廉価流通となります。)という強烈なものとなります。(以前も書きましたが、企業の貸借対照表資産欄で松浦市、平戸市内不動産所持比率の高い企業も特損がかかり窮地に追いやられます。)
 
金融機関の予測する未来予想図で「国内の空家率が33%を突破する時期」は25年後という統計が出ていました。

そういうことは(恐らくない)ので(何も準備をしない)のか。
そういうことは(あるかもしれない)ので(何か準備が必要)なのか。
 
結論として、道の駅では「縮小する経済に歯止めをかけることはおそらく不可能」なので、経済縮小率に合わせた、経営の効率化、縮小化を当面の課題とする!となりました。

来年の春にNPO団体がインターネット上で公表する「松浦市空家マップ」と「将来の空き家予測マップ」が皆さんの想像とどれ位のかい離があるか?

ある方の予想では(10年後に万が一、松浦市内で空家が3軒に1軒あったとしても、たぶん、だれもその事に気付かず、今と変わらん「空き家増えたね!」位のことで済んでいるのでは?)との事でした。言われてみると、それが一番現実味のある将来の姿のように思えてきます。


  
「転ばぬ先の杖」はどこにも売っていませんので!

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HN:
駅長 上田 知明
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1971/11/07
職業:
道の駅
趣味:
物作り
自己紹介:
ダニーボイルが大好きです。

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